2014.04.17
開幕戦(4/20予選決勝)まであとわずか。
2シーズン目をむかえる8Beat。どんな戦いが展開されるだろうか。
エントリーリストが公開された今、気になるポイントを各クラスごとに紹介しよう。
JP-2Rクラスには昨シーズンJP-1クラスチャンピオンのたしろじゅんと、8beat初参戦となる古田聡がエントリー。
たしろは、今回なんとAT(オートマチックミッション)の86を持ち込む。
ATとレーシングカーは無縁と思われがちだが、テストでは意外にも好タイムをマークしているとのこと。
ATの特性を活かした新たな可能性を追求していると自信をみせていた。
一方、古田はここ最近レースから遠ざかってはいたものの、 FJ1600やワンメイクレースなどに参戦しチャンピオンを獲得してきた実績がある。 マシンはRevolfe S.A.によって製作された「プロコンポジットBLITZ86」。これにプロコンポジット製のエアロパーツを装備する。 チーム・ドライバー・マシン、全てが初めてづくしのパッケージがどう戦うか見ものである。
JP-2Sクラスは昨シーズンから引き続き、岸昭英・伊藤毅・榎本洋一・八講めぐみ・清充秀の5名がエントリー。全てのドライバーが参戦2年目とあって、昨年にも増してさらにハイレベルな戦いが期待できるだろう。 最終戦までチャンピオン争いを繰り広げた岸と伊藤に、榎本・八講・清がどうからんでくるのか。 榎本は昨シーズン、毎レース着実にポイントを重ねるなど、速さと安定が武器の選手。 八講はシリーズ唯一の女性ドライバーであり、マルチにいろいろなマシンを操る器用さを持つ。 清は昨シーズン最終戦にデビューし、いきなり表彰台を獲得している。
これを迎え撃つディフェンディングチャンピオンの岸、昨シーズン最終戦ではプロクラスのドライバーを抑え、堂々のファステストラップをマークしスリリングなバトルを展開した。 伊藤も岸に劣らず第2戦の予選ではプロクラスのドライバーを上回り、予選クラストップを獲得するなどここ一発の速さには定評がある。
JP-3Sクラスは新たに2名のドライバーが参戦を表明した。
市川忠康は昨年のエキシビジョンレースに参戦以来、今年に標準を合わせ準備してきたようだ。
木幡修一郎は昨シーズンも参戦しているアイブローズレーシングチームからのエントリー。
この両名を迎え撃つのが昨シーズンのチャンピオン坂本猛彦。
新たな2名を加えどんな戦いが待ち受けているのか。
国内唯一のチューニングカーによるJAF公認レース。
4月20日(日)はこの高速バトルを富士スピードウェイで存分に楽しんでほしい。